職業別の悩み
職業別の悩み

デスクワーク(IT業界、OA事務等)

この業界の方の悩みはまずなんといっても「首・肩・腰が凝る、痛い」でしょう。

肩こり

  • 仕事をしていないのに首や肩が凝るという人
    仕事をしていないのに首や肩が凝るという人は、上半身の姿勢をチェックしてみましょう。パソコンの画面を見るとき、運転しているとき、首が前に出る癖がありませんか? 胸の開き具合はどうでしょう。日本人は「おじぎ」をして頭や胸を縮める動作をよくするので、肩が内側に入りすぎていたり、猫背になりやすいかもしれません。 背筋を伸ばし、胸を開いて顎をひき、首の後ろを伸ばすと、自然に下腹に力が入ります。 この姿勢をおぼえておいて、気がついたときにストレッチをして姿勢をなおす習慣をつけましょう。

    ストレッチ
  • パソコン前からあまり動かないことが多い方
    慢性的な疲れで筋肉が骨のように固く重度の肩こりに悩まされる人が多いようです。 これは筋肉にたまった乳酸などの老廃物質が、血行が悪いために残って痛みの原因になってしまうことが多いようです。 長年にわたり疲れが少しずつ蓄積してくると、だんだん頑固なこりになって、しまいには骨なのか筋肉なのか区別がつかないぐらいになることも。 重症の肩こりには、神経根ブロック注射などで痛みを感じなくする方法もありますが、そこまでにならないためには、なるべく運動をして体の代謝を高めておくことです。 忙しくて運動する暇がない人は、ぬるめのお風呂に30分以上入る半身浴も効果的です。
  • 合わない眼鏡、咬み合わせの悪さも原因
    長時間パソコンのモニターを見る仕事をしている人は、視力が落ちたり、眼鏡が合わなくなったりしていないでしょうか?眼の疲れも首や肩のこりの大きな原因です。また歯の治療をしたあとしばらくしてから、どうも首や肩に不快感があるという人は、歯の詰め物が合っていないのかもしれません。ストレスで顎の筋肉を緊張させる癖のある人も、咬み合わせがくるっている可能性があります。咬み合わせが悪いと、首の骨の上部に負担がかかり、首や肩がこりやすくなります。
  • モニタとマウスの位置が悪いと側湾症に
    SEなどパソコン操作がメインの仕事をしている人は、慢性的な肩こりに悩まされがち。特にパソコンのモニタが体の正面からズレていたり、マウスの位置が遠かったりすると、右肩だけ異常にこることがあります。ひどいときは、手がふるえて左手を添えないとマウスが持てないほどに。ここまでくると、背骨が曲がって側湾症になっている可能性もあります。これを防止するためには、モニタやマウスの位置を納得がいくまでなおすことです。キーボードの前にアームレストを置いたり、必要のないときはマウスからなるべく手を放すなど小さな工夫を。水泳やジョギングなどで代謝を上げて、体の柔軟性を保つようにしましょう。
  • 意外に早い首の老化
    あまり知られていませんが、実は首の老化も意外に早いのです。首の骨は7つの椎体でできていますが、老化が始まると、その椎体の間にある椎間板の水分が失われ、首の弾力がなくなってきます。この老化現象はすでに20代から始まります。肩がこりやすい人や、運動と縁のない人は、仕事中もトイレに立つときなど小休止を入れるときに、ソフトに首や肩のストレッチをしましょう。そして肩の力を抜いて、首のうしろをスッと伸ばす姿勢をとるようにします。これだけでもかなり、こりの予防になりますよ。
  • 腰にやさしい姿勢、動作する姿勢を徹底チェック
    長時間椅子に座って悪い姿勢で仕事をしていたり、重いものを持つときに腰に負担をかけるような姿勢をとっていないでしょうか。腰痛がするようなら、まずは正しい姿勢をとっているかチェックしてみましょう。腰に負担をかけない姿勢は、腰の背中側が伸びていることが条件。椅子に座っているなら足がちゃんと床についているか、チェックしてみてください。もしついていないなら、低い台を置いて、腰の伸びた姿勢で座れるようにします。また仕事で重いものを持つ人は、物を持ち上げるときにひざを曲げて、しゃがんで持ち上げるのが腰痛をおこさない姿勢の基本形です。
  • 正しい立ち方は骨盤が30度傾斜
    人間が立ったときの正しい姿勢は、体の中心を通る重心線に肩、股関節の中央、ひざ、くるぶしが一直線にならんだ状態。このとき骨盤は、前に30度傾斜します。腰が前に出すぎていたり、胸がそりかえっていたりすると、腰の骨を圧迫することになり痛みの原因に。夜寝るときも、全身が自然な姿勢をとれるように気をつけます。たとえば枕は高すぎず、首がまっすぐになっているでしょうか。柔らかすぎるベッドは、腰がしずんでよくありません。人によっては、ひざの下にタオルをまるめて低いクッションにして置くと、腰が楽になることもあります。
  • 五十肩は気長に治療
    40〜50代のワーキングパーソンは、しつこい肩こりに悩まされていたら、そろそろ五十肩かもしれません。これは言わずと知れた老化現象のひとつですが、関節の炎症や石灰化によっておこります。最初のうち痛みがひどく、時間が経つと少しずつおさまってきます。しかし、おさまってもなかなか治らないのが特徴で、治るまでには半年から1年半以上かかります。手にアイロンを持って前後左右に動かす運動や、背中にタオルや棒を持って肩を伸ばす運動をしながら気長に治療しましょう。時間が経てばいずれ治るものなので、家族に温泉に行く口実にするぐらいの気持ちで、あせらずつき合っていきましょう。

隠れ肥満

  • スラリとしていても危険
    脂肪には、内臓の周囲につく内臓脂肪と、皮膚につく皮下脂肪があります。どちらの脂肪が多いかを正確に調べるには、CTスキャンなどでお腹を撮影し、調べてみないと分かりません。しかし、大まかであれば、自分でも簡単にチェックできます。仰向けに寝てひざを立て、お腹の力を抜いて、へその周囲の皮をつまみます。つまんだ皮膚に厚みがあれば、皮下脂肪がついているタイプで、皮だけしかつまめなければ、内臓脂肪がついているタイプになります。

内臓脂肪が多いとなりやすい病気
血液中に脂質が異常に増え、高血圧、高脂血症、動脈硬化、糖尿病などになりやすくなります。高脂血症や動脈硬化は、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などを引き起こしやすく、突然死のきっかけになります。糖尿病は悪化すると、腎臓や目、神経などに悪影響を及ぼします。この他、肝臓が脂肪づけになる脂肪肝、高尿酸血症(痛風)、大腸がん、前立腺がんなどの発症率が高くなります。

対策

  • 寝る前の食事を断ち、食事の内容をかえる。
    青魚に含まれるEPA : 肝臓での脂肪の合成を抑えます。
    唐辛子に含まれるカプサイシン : 脂肪の燃焼に一役買っています。
    生姜に含まれるジンゲロン : 体を温め、新陳代謝を上げます。
    ニンニクのスコルジニン : エネルギーをどんどん使うように働きます。
  • 隠れ肥満を解消する運動
    隠れ肥満の人は、食事の質や、タイミングを変えると同時に、運動も心がけましょう。ダイエットに効果的な運動といえば、有酸素運動ですが、隠れ肥満の人の場合は、有酸素運動でエネルギーを消費するだけでなく、腹筋運動やダンベル体操、マシン・トレーニングなどで、筋力を強化させることも合わせて行なっていく必要があります。もちろん、何よりも大切なのは、継続すること。特に内臓脂肪は落としにくいので、ひたすら続けてください。
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立ち仕事

立ち仕事によるむくみ

1日中同じ姿勢を続ける仕事をしている人は、体の同じところばかりを使うことで筋肉疲労が起こりやすくなります。 また、長い間じっとしていると血行不良も起こしやすくむくみやすくなります。

対策

ときどき姿勢を変えたり、トイレに立った序でなどに伸びをしたり軽いストレッチをしたりして、できるだけ筋肉の緊張をほどく工夫をしましょう。特に足(大腿部)の筋肉を動かしましょう。座っているときにかかとを上下させるだけでも筋肉はほぐれます。 健康サンダルや青竹踏みなどで足の裏を刺激したり、適度な圧力をかけるストッキングやソックス、サポーターなどで大腿部やふくらはぎを刺激したりするのも、むくみ解消になります。 運動については、ウォーキングなどの有酸素運動を適度に行うのがベストなのですが、階段を利用して歩く量を増やすだけでも筋力・基礎代謝アップに繋がります。 体を締め付けるような下着(矯正下着、ガードルなど)や、合わない靴も、血行不良の原因になります。正しいサイズのものを身に付けましょう。 このほか、足を高くして寝るだけでも随分楽になります。

  • 足のむくみ解消
    左右の足の付け根をさすります。往復20回。 両ひざの裏側を1分間程度押します。 軽いマッサージではむくみを解消できない場合は、以下のリンパドレナージュやリフレクソロジーなどを試すと良いでしょう。
  • リンパドレナージュ
    リンパドレナージュとは、マッサージでリンパ管に刺激を与えることによって、血液やリンパ液の流れをよくし、溜まった老廃物の排泄を促進する自然療法です。 このリンパ液の滞留をハンドマッサージのみによって改善し、予防するのがリンパドレナージュです。
  • リフレクソロジー
    リフレクソロジーとは、マッサージで足の裏を刺激することによって、体全体を刺激して、血行・代謝の促進、ひいては自然治癒力を高める健康法です。 足の裏には体の状況が反射投影されている部分が集まっていて、足の裏をくまなく刺激することは体全体を刺激することに等しいという考え方に基づいています。アロマテラピーとの相性がよいということで、組み合わせて施術が行われることがあります。 リフレクソロジーもリンパドレナージュと同様にむくみ解消に効果があるとされています。
  • お風呂
    毎日温かいお風呂にゆっくりしっかりつかりましょう。シャワーだけの入浴では、筋肉もほぐれず血行もよくなりません。湯船の中では、片方のひざを立て、逆側の足をできるだけまっすぐ伸ばし、伸ばした方の足首を10回回します。もう片方の足も同様にします。 最後にシャワーで冷水と温水を交互にかけることもおすすめです。ただし、高血圧症の方は危険なのでおやめください。顔も、冷水と温水で交互に洗顔しましょう。 半身浴やゲルマニウム温泉浴、バスソルトも効果的です。
  • 足湯(フットバス)
    普段のお風呂よりもやや熱めの42〜43度のお湯をバケツなどに入れ、10分間以上足だけをつけて、中で指を動かしてみたり、足首を回したりします。お湯がぬるくなってきたら、お湯を足しましょう。フットバス専用の器具も市販されているので、それらを利用するのもよいでしょう。

    フットバス

    足湯(フットバス)の詳細
    お風呂や足湯のあとは軽く足をマッサージしましょう。むくみを解消するマッサージは、心臓に遠い方から近い方に向って行うのが基本。つま先からふくらはぎのほうへなであげるだけでも十分に効果があります。 アロマケアを行っている人は、お風呂や足湯、マッサージに、キャリアオイルやエッセンシャルオイルを使用するとよいでしょう。ただし、オイルが肌に合わない場合はすぐに使用をおやめください。 また、熱すぎのお湯は却ってむくみの原因になるので注意してください。

対策 食事

  • カリウム
    カリウムは、水分代謝を改善する作用があります。尿や汗で失われすいため、不足しがちなミネラルです。 野菜(かぼちゃや小豆、きゅうり、トマトなど)や果物(リンゴ、バナナ、キウィなど)に豊富に含まれています。また、大豆、きのこ、海藻類にも含まれています。ただ、熱に弱い性質であるため、煮ることで約30%が失われてしまいます。 1日の所要量(目安)は成人男子・女子ともに2000mg(バナナ大2〜3本分;512g)。なお、腎臓機能障害がある場合には高カリウム血症になる危険性があるので、過剰摂取は禁物。高血圧症の予防のためにも3500mg以下に抑えましょう。
  • ビタミンE
    ビタミンEは、抗酸化ビタミン群の中で最も抗酸化作用が強いビタミンです。活性酸素によるコレステロールの酸化を防ぎ、善玉コレステロールを増やして血行を改善する作用があります。 1日の所用量は、成人男子10mg、成人女子8mg(大きめのキウイ約5個分 ; 833g)。 許容上限摂取量は600〜800mg。 アーモンド、かぼちゃ、たらこ、抹茶、植物油などに含まれています。 なお、体内に多量のビタミンCがあるとき、抗酸化作用は一層強力になります。
  • ビタミンB1
    疲労分解効果